コーヒーにこだわりがありますか?

スタバのべアリスタどんな食べ物が心臓に悪いかとの記事を掲載した最近のワシントンポスト紙によれば、コーヒーが健康に一番悪い理由は、栄養もない高カロリーの砂糖や乳脂肪入りのブレンドコーヒーを飲んで体重が増えるからとのこと。

最近、高カロリーコーヒー飲料やそれを提供するマクドナルドのようなファーストフードチェーンが肥満や成人病の原因となっていると、コーヒー専門店のトップであるスターバックスは批判し始めています。

スタバは、オートミールをメニューに加えると共に、200カロリー以下の飲み物20種類と350カロリー以下のフードをウェッブに公開しています。残念だけど、10カロリー以下の一番健康的な飲み物(紅茶、コーヒー、エスプレッソ、アメリカン)には触れていません。例えば、スタバ1号店のあるパイクプレイス市場しか知らない人にとっては、スタバでは、どんなコーヒーでもコーヒープレスで入れてくれるなんていうことは、知る由もないですよね。

アメリカのスタバでは、コーヒーに砂糖とミルクかクリームを入れるのは普通ですので、店員(バリスタ)は最初からその分少なめに注ぎます。本格トルココーヒーを入れるためのイブリックとハリオコーヒーサーバーV60の違いがわかるコーヒー通が、スタバをあまり評価していないのはうなずけます。特に、今一番人気のブロンドローストをスタバが出し始めて、他のコーヒー店との違いが薄れてからは。

もちろん、カフェインは取りたいけど、完全菜食主義は守りたい人にとっては、牛乳の代わりに豆乳を使ったスタバのコーヒー飲料や紅茶飲料のみが興味を引くところです。

数字で比べれば、スタバのカスタムブレンド豆乳のカロリーと飽和脂肪酸はスキンミルクより高いですが、豆乳にはコレステロールが無いですし(ノンファットミルクには5gあり)、植物性だからこそある食物繊維も含まれます。

スタバのウエッブサイトによれば、355mlのトールサイズ向けでは、

ノンファットミルク(140カロリー、脂肪0g、炭水化物20g、食物繊維0g、タンパク質14g)、

2%牛乳*(200カロリー、脂肪8g、炭水化物19g、食物繊維0g、タンパク質13g)、

豆乳(210カロリー、脂肪6g、炭水化物26g、食物繊維2g、タンパク質11g)、

全乳(240カロリー、脂肪13g、炭水化物19g、食物繊維0g、タンパク質13g)、

です。

*)全乳とノンファットミルクの配合割合で店によって変わります。

健康に良いからと牛乳から豆乳に切り替えるコーヒー狂が多くいるのに、コーヒーにちょっとアクセントを付け美味しくするために動物性ホイップクリームをトッピングしているのは、なんだか皮肉なことですね。豆乳は牛乳より健康に良くて安全だということに疑問があったとしても、わたしは動物虐待防止といった点だけでも豆乳を選びます。

スタバの「美味しい飲み物」リストには、ヴィガン向けとして、3つのアイスと5つのホットがあります。

アイス

パッションティー(0カロリー、脂肪0g)

レモネード入りアイススティー(100カロリー、脂肪0g)

シロップ入りアイスコーヒー(60カロリー、脂肪0g)

ホット

ホットコーヒー(5カロリー、脂肪0g)

ホットティー(0カロリー、脂肪0g)

アメリカンコーヒー(10カロリー、脂肪0g)

りんごジュース(170カロリー、脂肪0g)

ソイチャイティーラテ(170カロリー、脂肪2g)

ホイップクリームを乗せなければ、豆乳モカ、コーヒー、エスプレッソフラペチーノのカロリーはそれぞれ190、170、150カロリーです。

更にヴィガン向けをカロリー順に追加すると

ソイカフェミスト(80カロリー)

ドライカプチーノ(ミルク減90カロリー以下)

フルリーフソイティーラテ(140カロリー)

ソイラテ(150カロリー)

ソイキャラメルマキアート(180カロリー)

ソイカフェモカ(ホイップ無し200カロリー)

ソイホットチョコレート(ホイップ無し200カロリー)

摂取カロリーを更に下げるためには、店員にシロップを少なくするか入れないように言いましょう(シロップ1杯分は20~25カロリー)。例えば、トール向けには普通シロップを3杯分入れますが、それを1杯か2杯にしてもらいましょう。チョコレートソースがけを止めれば、更に15カロリー下げられます。

実際、誕生日とか金環日食といった特別な日は除いて、コーヒー、紅茶はストレートが一番いいです。コーヒーにこだわるのであれば、水で薄めたり、砂糖でせっかくの味を落とすなんて。

ところで、摂取カロリーを気にしているのであれば、新製品の試食・試飲は絶対に断った方がいいですね。断らないと、思ったよりずっと多くのカロリーを摂取してしまいます。私の経験から言うと、つい衝動的に食べたり飲んだりしてしまいますよね。試食して、満足して、カロリー制限値まで行ったのなら、きびすを返して、出て行くことですね。

別のポストで、スタバの「お薦めメニュー」をアップする予定です。スタバの双方向栄養ガイドを使って、「お薦めメニュー」に、前述の140~340カロリー(砂糖分を除く)のオートミールや80カロリーのフルーツサラダ等、ヴェガン向け商品があることが分かり、うれしくなりました。その「お薦めメニュー」から選ぶか、手に入るのなら、バナナとかりんごをお薦めします。但し、350カロリー以下の食べ物がメニューにあるからと言って、スタバにたくさんの「賢い選択」があるとか、「賢く食べられる」というのは疑問でしょう。

明るいニュースは、最近の低温圧搾ジュースメーカー エボリューション・フレッシュ社の買収により示された、スタバの健康指向路線でしょう。栄養のある菜食主義者向けオーガニック・フードとドリンクをもっと提供してもらうよう、みんなでスタバに働きかけていきましょうよ。

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