蕎麦はスパゲッティよりもヘルシー?

蕎麦入りトマト鍋

健康的な菜食生活の為には、食品に貼ってある原材料のラベルを注意深く読むことが大切です。それは、食品メーカーがまさかと思うようなものに動物性原料を忍び込ませているから、というだけではなく、不健康な食品がさも栄養満点であると信じ込ませるような原材料ラベルがしばしば存在するからです。

日本の蕎麦を例に取ってみましょう。蕎麦は、その香り高さに加え、非常に優れた栄養価(高タンパク、ビタミン、ミネラル)及び健康維持効果(心臓血管系を守り、血糖値をコントロールする)の為、好まれて摂られます。

しかし、「全粒粉」のパンが実はたったの5%しか全粒粉を含有していないのと同様、一般的な蕎麦の麺も、蕎麦粉を半分以下しか含有しておらず(中には殆ど含まれていないものもあります)、その代わりに健康に良くない精白小麦粉を使用しています。

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私の近所のスーパーでは15種類以上の蕎麦麺(乾燥・生)を販売していますが、100%蕎麦粉使用のものは有りません。原材料のラベルを見ても、主原料が蕎麦となっているものは2つしかなく、そのうち1つには、卵白が含まれていました!

従って、蕎麦と言われているその殆どがよもや普通のパスタ同然で、あるいはそれ以下かも知れません。

どうしてこんなことになっているのでしょう?誰もが自分の食事は健康を促進するものだと信じたいと思いながら、全粒穀物ではなく、加工製品を食してしまっています。例えば、十割蕎麦(100%蕎麦粉の蕎麦)は脆く、調理中にばらばらになってしまいやすいのに対して、小麦粉ベースの麺には、人々の好む歯ごたえや食感をもたらすグルテンが含まれています。それに加え、食品生産者は高級な自然食品からは大した利益を得られないと分かっていますし、顧客が「健康より味」を望む以上、そちらを優先するでしょう。

それでも蕎麦の健康上のメリットを取りたければ、蕎麦粉が少なくとも80%以上含有されているものを選びましょう。いわゆる、八割蕎麦です。日々の食事の中で自然食品が多ければ多いほど良く、またできるだけオーガニックな食品(有機野菜等)を選ぶことを心がけましょう。

ちなみに、蕎麦粉(buckwheat)はその名に反して、小麦粉(wheat)の仲間ではなく、ルバーブ(ダイオウ)の親戚の果物の種子であり、グルテン・フリーです。(ただし、それは小麦により相互汚染されていない場合――なので、もしグルテンに敏感ならラベルをチェックしましょう。)私はパンケーキや、” Veganomicon” 掲載のガレットや、ケーキやクッキーを焼く際にも蕎麦粉を使用します。レシピへのリンクは下記にあります!(英)

また、上の方に掲載しているのは、トマト鍋スープの蕎麦で、私の大好きな中華風冷やし蕎麦Chinese-Style Summer Soba(英)のレシピです。Homemade healthy soba noodles(英)で他のレシピや、蕎麦粉から蕎麦を自分で作る方法も見てみて下さい。無論、菜食主義者としては、蕎麦を浸すスープにかつお出汁を入れるのはよろしくありません。

あなたのコメントや、美味しい蕎麦の食べ方のご提案等、お待ちしています!

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